6月6、7日に熱海後楽園ホテルにて神建連第56回定期大会が行われました。
全県から約450名の組合員が集まりました。
全体会にて活動報告および次年度の活動方針案が定期され、決算予算の報告がされました。
分科会では
「労働安全対策部では」
海老原医師からアスベスト疾病に関する報告があり、近年では再読影結果から胸膜肥厚班出現率の上昇が顕著であるとのことでした。
また、粉じんばく露による自己免疫疾患に罹患するケースが明らかになってきています。
「急速進行性糸球体腎炎」などの患者が建設労働者に多発しており、神奈川県建設国保のデータによっても年間20人前後の発症例があり一般の人と比較して数倍から10数倍という高効率で発症しています。
これらの疾患は、早期発見により治癒の可能性があることから、早期発見の健診体制と同時に、労災認定への取り組みが求められています。
アスベスト関連ではアスベスト訴訟勝利に向けての運動や、労災認定の運動など、今後も引き続き強化が必要であるとの報告がなされました。
「技対部では」
建設業人材育成支援助成金を利用した木工教室の推進が提案されました。
建設業人材育成支援助成金とは、建設業の事業主団体が、生徒又は学生、及び教員等を対象に、別に定める事業を実施する場合、経費の一部を助成します。
毎年行っている木工教室を今後も行うには上記の助成金を積極的に活用することが重要です。
当該助成金の申請には人材育成支援センターを立上げることが必要であり、その支援センター設立には雇用保険事業主が支援センターの構成事業主として登録していただく必要がございます。
木工教室を続けるためにご協力をお願いいたします。
「住宅対策部会では」、
国の「つくっては壊す」から「長く大切に使う」という政策転換により大きく変わりつつあります。
秋田県や山形県、神奈川県葉山町の住宅リフォーム制度の成果の報告や、住宅履歴情報「いえかるて」の登録をサポートする情報サービスセンターの受付窓口となる報告がありました。
いかにして仕事を確保していくか、様々な助成制度の活用や保険加入等の申請業務を組合がサポートしていくことが重要になるとの報告がありました。
などなど今後の組合活動に関わる重要な報告がありました。
〒252-0302 相模原市南区上鶴間6-11-11
TEL 042-745-8140
FAX 042-745-2840
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